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2022-04-30

ホビーショーへご来場ありがとうございました。

御 礼

 日本ホビーショー『伝統工芸つまみ細工保存会』にご来場頂きましてありがとうございました。
3年振りの開催をお楽しみいただけましたでしょうか。

「日本ホビーショー2022」における伝統工芸つまみ細工保存会のブース風景

 おかげさまでワークショップ(ブース内・共通ブースとも)のご受講完売となりました。本当にありがとうございました。

 お客様が『キレイ!』『かわいい!』『嬉しい!』とのお声で羽二重四匁の伝統工芸つまみ細工を続けてまいりました事、まだまだこのつまみ細工が皆様に感動を持って頂ける工芸品であると大変嬉しく思いました。

 私どもは 超弱小超零細団体ですので、全ての展示設営・商品製作・陳列等は研究科の生徒の手作りで行いました。

イベントは準備がとても大変で、何度もミーティングを重ね、制作をし、当日を迎えました。
この中で、アイディアが形になったオリジナルのパイプ付きブローチ・コームを今回のワークショップで提供することが出来ました。

SDG’sコーナーに出展。中央の円形が、『SDG’s Support Flower』をつまみ細工で表現した作品

 つまみ細工で何が出来るか、何かが出来そうということで大変悩んだSDG’sコーナーにも参加致しました。何も出来ないと思わず、知恵を絞り、協力して『SDG’s Support Flower』『次の何か』を完成し展示致しました。

 商品に関しては、当講座内のみで販売致しております染色布やのり・資材等を今回特別にお安く提供させていただきました。


 私は江戸時代から伝わるつまみ細工を「何か」に変化をさせる事を常に考えております。

 作品の制作上大切な部位である花台紙は、「つまみ堂」時代に花台紙を一般販売することを提案し、カラー花台紙(共布で作る)の提案・販売を経て、現在の講座では両面加工した花台紙を制作し販売しています。更に今回は花台紙がなくてもできる花台を考案しました。これを使用し、つまみ細工の『Flowerアレンジメント』としてブース正面に作品を発表いたしました。

花台紙がなくてもできる花台で作成した『Flowerアレンジメント』

 今後も伝統工芸つまみ細工保存会は、生徒さんと共につまみ細工を楽しみ、作品を制作し、販売し、研究し、発表して参ります。

 来月、台東区モノマチ(5/27〜9)に参加する浅草橋パズル様より、館内イベントとしてご依頼頂き参加させて頂くことになりました。

 どうぞ今後とも宜しくお願い致します。

 少しだけお休みを頂き、講座等また活動を再開致します。(5/14〜)
 皆様、本当にありがとうございました。

伝統工芸つまみ細工保存会 武鑓早苗

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